看護師国家試験国家試験は必修50問・一般問題130問・状況設定問題60問の全240問で構成されいます。
本番の時間は午前午後ともに2時間40分。
試験当日1問あたりにかけられる時間は1分20秒程度です。
試験当日の問題を解く時間配分は確実に合格するうえで重要となってきます。

1問あたり1分20秒もある?しかない?
問題の種類 | 必修問題 | 一般問題 | 状況設定問題 |
問題数 | 50問 | 130問 | 60問 |
配点 | 1点 | 1点 | 2点 |
実際の試験当日は午前・午後ともに120問ずつ解くことになります。
1問にかけられる時間は1分20秒と聞いて短いと感じるか、長いと感じるかは人それぞれ違うと思います。
しかし勉強を進めていくうちに1問あたり自分がどの程度でとけるかがわかってくるはずです。
そうするときっと1問あたり1分20秒は十分と感じられるようなるでしょう。
特に必修問題や、一般問題は単純に知識を問うてくる問題が多いため知っていれば一瞬で解ける問題が多くあります。
そこで余分に作った時間を1問2点の配点の状況設定問題でたっぷりと使って正確に解答しましょう。

わからない問題があればどんどん飛ばしていい
試験当日わからない問題に必ず出くわすと思います。
そんな時は長くても2-3分程考えて一番近いと考えられるものをとりあえずマークシートに解答して次の問題に移りましょう。
一番避けたいのは時間切れです。
長く考えていると後の問題を解くときにどんどん制限時間が無くなって焦って解かないといけなくなってしまいます。
看護師国家試験は全問正解する必要はありません。中には捨て問も存在します。
少し考えてダメなときは潔く飛ばして次の問題に行きます。
問題を飛ばすときのポイントは必ずマークシートに解答しておくということです。
理由は2つ。
1つ目はマークしないと点数にならないからです。
わからないからとマークシートを空欄にしていて、もし時間切れになった時は絶対に得点にはなりません。
しかしあてずっぽうでも解答していたら正解していて得点になるかもしれないからです。
2つ目はマークミスを防ぐためです。
わからないから空欄にして次の問題に移った時、前の問題のところに間違って解答してしまう可能性が高いです。
するとその問題以降の解答が1つずつずれてしまいます。
いわいるマークミスというものです。
『そんなことない』と思う人もいると思いますが、試験本番は何が起こるかわかりません。
そうならないようにできる対策はとるべきです。
以上の2点から、わからなくて飛ばす問題もいったんはマークシートに解答して、後から見直しやすいように問題番号に印をしてきましょう。

心配はいらない。普通にやれば時間は余る。
わからない問題にこだわりすぎずに解き進めれば、試験当日はおそらく時間が余ると思います。
余った時間に何をするか。
マークミスがないか何度も何度も確認しましょう。
マークミスで解答がずれていたら今までの苦労は水の泡です。
一問一問慎重に確認して絶対にマークミスがないように自分が納得のいく解答用紙をつくりあげましょう。
まとめ
国試の当日の時間配分について考えました。1問1分20秒です。
問題の多くは一瞬で解けるものがあるので時間切れの心配は必要ありません。
全問正解する必要がないことをよく意識して、わからない問題や自信のない問題は取り合えず答えをマークして次の問題に移る。
こうすることでマークミスを防ぎます。
わからない問題や、自信のない問題は見直しの時にすぐにわかるように問題番号のところに印をしておくといいです。
以上のことを意識して試験当日納得いく答案を作りましょう。
