看護師国家試験の勉強はほとんどの方が半年から1年間かけてやっていくものです。
その中で特に難しいことはモチベーションの維持だと言われています。
長期間を通してやる国試の勉強ですが、どうすればモチベーションを保って勉強を続けられるのでしょうか。
それには自分の気の持ちようだけではなく習慣つくりが必要です。
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実は単調な国試の勉強
看護師国家試験の勉強はかなりの単純作業です。
なぜならほとんどの問題は知識を問われるマーシート式の問題だからです。
数学のように自分で手を動かして答えを導き出すというよりは、頭の中にある自分の知識を駆使して正解を選ぶというような解答方法になるからです。
だから国試の勉強のほとんどが暗記に近いものになるので実は単調になってくるのです。
人間が単調な作業に飽きるのは当然です。
看護師国家試験の勉強のモチベションを保つことが難しい要因はこの単調さです。
おすすめのモチベーションUP術
自分の応援ソングを決めよう
自分の応援ソングを決めるのはとてもおすすめです。
心が折れそうなときや通学・当日に試験会場に向かうときに聴くのです。
繰り返し聞いているうちに愛着がわいてきて、そのうち自分の応援ソングになってくれます。
そして国家試験が終わり自然とその曲を聴かなくなってもふと何かのBGMで耳にすると、国試の勉強を頑張っていた日々がフラッシュバックしてくるような思い出に浸るきっかけにもなってくれます。
まさに青春ソングになります。
【おすすめの応援歌】
・キミシダイ列車:ONE OK Rock
・Dream Fighter:Perfume
・Shine:家入レオ
・Cry&Fight:三浦大地
・キットカナウ:miwa
マンガ:ドラゴン桜は受験生におすすめ
大学受験であれ国試であれ受験生におすすめなのがマンガのドラゴン桜です。
これは三田紀房先生の作品で偏差値30台の不良高校生が日本最難関である東京大学合格を目指して受験勉強をする様子を描いた名作中の名作であり、私が最も好きなマンガのひとつです。
勉強の内容は違えど受験に対す考え方や、生活習慣の作り方、勉強のコツが凝縮された名著です。
現在ドラゴン桜2も連載されていますが、とりあえず完結しているドラゴン桜1を読んでみることをすすめます。
一気にまとめて読むのもいいですが1時間勉強したら1章読むや、1日の頑張ったご褒美に1冊読むなどしてご褒美制度にするとモチベーションアップや維持につながると思います。
そのほかモチベーションが上がるマンガを紹介しておきます。
【モチベーションUPおすすめマンガ5選】
・ドラゴン桜
・宇宙兄弟
・働きマン
・バンビーノ
・大東京トイボックス
満足いくまで寝る
モチベーションが上がらない、勉強していても集中できないしぼーっとしていることはないですか?
こんな時は一度最近の自分の睡眠時間を振り返ってみてください。
睡眠不足になっていませんか?
睡眠不足は実は少しずつダメージが溜まっていく『睡眠負債』という形でも生じます。
精神的に元気がないなと感じたらまず初めにやることは思いっきり寝てみてください。
勉強は心技体です。脳や体が睡眠不足でいいコンディション出なければモチベーションは生まれません。
【関連記事】看護師国家試験の対策中の睡眠について考えよう
自分がなぜ看護師になりたいか再確認しよう
自分がなぜ看護師になりたいか動機を再確認することは以外に重要です。
動機が明確にある人はなぜ自分が看護師になりたいと思ったのかもう一度自問自答し、将来どんな看護師になりたいのかまでイメージしてみましょう。
人に力を与えるのは明るい希望ある未来です。
将来のなりたい自分像をイメージすれば力が湧いてくるはず!!
とはいえ、中にはそれほど強い動機がなく看護師を目指している方もいるでしょう。
そんな人にアドバイスを1つ。
看護師という仕事は素晴らしい仕事です。
私自身看護師として働き始めて経験を重ねるほどに自分の仕事に誇りを持てるようになりました。だからあなたのその頑張りは絶対に無駄にはならないことを伝えたいです。
またもっと合理的な考え方をすると、看護師は女性の職業の中ではかなり給料がいい仕事であり、ライフスタイルにあわせて働き方をえらべる便利な職業です。
国家資格でもあるので人生を生きていくうえで絶対に持っていて損しない資格です。
そのために1年にも満たない期間だけ受験勉強すればいいのです。
コスパはめちゃくちゃいいので頑張りましょう。
最強はモチベーションに左右されないこと
一番いいのはモチベーションに左右されることなく淡々と勉強をすすめていくことです。
極端なたとえをすると、食事をしたり、トイレに行ったり、メイクをしたりすることにモチベーションが必要な人はほとんどいないでしょう。
それと同じように国試の勉強もやるのがあたり前のように、やらないとなんか持ち悪いくらいに習慣づけることができれば最強です。
習慣づけるためには毎日少しでもいいいからやること。
これに尽きます。
こうした習慣化は受験勉強に限らず仕事をやり始めても使える考え方なので国試対策をつうじて身につけておくといいと思います。
まとめ
モチベーションを保つ方法について紹介しました。
モチベーション=勉強の動機は自然にわいてくるものではありません。
自分で工夫して心の炎が消えない工夫が必要です。
ぜひ紹介した方法を取り入れて毎日コツコツつづけてください。