看護師国家試験の受験生なら誰しも合格したいと思いますよね。
受験生の9割が合格する試験ではありますが、それであるからこそ絶対に合格したい。
合格する可能性を高めるためにも受かる人の特徴を真似し、落ちる人の特徴をつかんでそうならないように心がけることで少しでも合格を確実なものにしましょう。
受かる人の特徴
①計画的に勉強をすすめている
受かる人の特徴の1つ目が
『計画的に勉強をすすめている』
という点です。
国家試験の勉強の範囲は膨大なため計画的に勉強をすすめないと直前になって
『やばい・・・まだ過去問半分しか解いてない・・・』
となるわけです。
範囲が膨大であるからこそ計画的に勉強をすすめ余裕をもって試験を受けることが重要です。
②必修問題に強い
看護師国家試験で不合格になる1番の理由は必修問題の得点が8割に満たないことです。
50問ある必修問題ですが最高でも間違えていいのは10問です。つまり5問中1問しか間違えることができません。
こうやって聞くと不安になりますよね?
でも大丈夫。8割取らなければいけない必修問題に難問は含まれません。
看護師になるうえで必ず押さえておくべき知識が問われますのでキッチリ勉強すれば必ずできるようになります。
毎日のコツコツとした知識の積み重ねが当日自信をもって回答することにつながります。
受かる人は必修問題がいかに重要であるかをしっかりと認識しています。
必修問題に限らず看護師国家試験の勉強は、自分がこれと決めた問題集をやってやってやり倒すことに終始します。
集中して自分が決めた本に全力で取り組むことも重要になってきます。

③心身共に健康である
心身共に健康であることは勉強を継続するうえでとても重要な要素です。
なぜなら看護師国家試験の勉強は長期戦だからです。
大学や専門学校の定期試験と違い、約1年かけて国試当日に向けて勉強をしていきます。
つまりとても長い期間机に向かって勉強をすることになります。
精神的に不安定なら長時間集中することはできませんし、継続もできません。
試験当日は真冬の2月です。それまで頑張って勉強してきたのに試験当日に体調不良で自分の力を発揮できずに不合格になってしまう人も中にはいます。
こうした理由から心身の健康は看護師国試合格に必要な要素となります。
落ちる人の特徴
①何とかなる・多分大丈夫と思っている
落ちる人は『看護師国試は9割合格する試験だから、勉強が足りていなくても何とか合格できるだろう』という気持ちで勉強に真剣に取り組まない人です。
要するに勉強が足りていない人です。
確かに看護師国家試験は9割の受験生が合格することを考えると、大学や専門学校の入試と違い受験生を落とす試験ではありません。
しかし1割の受験生が毎年不合格になっているのも事実です。
試験当日、試験会場で自分の席に座りながら、
『多分大丈夫だろう・・・』
と思って試験に臨むのではなく
『今まであれだけ頑張ってきたのだから絶対に大丈夫』
という気持ちで試験に臨むべきです。
目指すべきは、何度国試を受けても合格できると思える実力を付けることです。
②参考書を買いすぎている
落ちる人の中には参考書だけは人一倍買っている人がいます。
こうした人は自分が信じた1冊をやりきることができていないため勉強が中途半端になっています。
中途半端な勉強をしていると直前になって『あれもできていない・これもできていない』となり、試験当日強い不安を抱えることになります。
看護師国家試験の勉強は、必修問題問題集・過去問、予想問題集をそれぞれ1冊徹底的にやり込むことが大切です。
自分にやった本に書いてあることなら知識としてちゃんと押さえていると思えるまでやり込むのです。
逆に言うと参考書増やすということは、勉強する範囲を広げるということになります。
欲張ってあれもこれもと参考書を買うだけでは、買うことで快楽は得られても実力はつきません。

③精神的に不安定
落ちる人の特徴でよく感じるのが精神的に不安定、メンタルが弱い人です。
勉強は自分との対話、孤独で地味な行為です。
一人でやっていかないといけないからこそ精神的に安定して頑張り続ける必要があります。
なかにはもともとあがり症で、プレッシャーに弱いという人もいると思います。
でも大丈夫!看護師国家試験の受験勉強を長くやっていくことを通じて
『よし、頑張ろう』『あと少しがんばろう』
と繰り返し自分を奮い立たせていくことできっと少しずつ気持ちを強くしていけるはずです。
まとめ
看護師国家試験に受かる人・落ちる人の特徴をまとめました。
①勉強は計画的に
②自分が信じた参考書を徹底的にやり込む
③心身ともに健康を保つ
合格する可能性を少しでも高めるために上の3点に気をつけてコツコツ勉強を進めていきましょう!