就職について

看護学生が就職先の病院を探すときのポイントはこれだ!

看護学生にとって実習・卒論と並んで大問題なのはどの病院に就職するか、就活問題です。

就職先を探すときのポイントは

自分が何を求めて就職するのか

つまり病院に就職する場合、その病院に就職する目的をはっきりさせることが就活をする上で重要です。

あなたが就職先に求めるものは何でしょうか?

給料がよくて、やりがいを持てて、働きやすくて休みを取れて、人間関係がいい病院・・・

そんな完璧な病院はありません。これが現実です。

しかしこの条件をすべて満たさなくても、数個は満たす病院はあります。

だから自分が就職先に何を求めるのかをはっきりさせてから就職活動をした方がいいのです。

看護師の職場探しはまずは待遇面から考えよう

看護学生にとっていざ就職活動を始めると、今まで自分が看護師になってどの病院に就職してどんなことをしたいのかなんて考えたことがないから職場探しは何から手を付けていいのかわからないと思います。

そんな人はまず待遇面から比較して考えてみましょう。

待遇面とは以下のような条件のことです。

【待遇】
・基本給
・ボーナス(基本給の○ヶ月分)
・休みの割合(4週8休など)
・長期休暇
・有給消化率

こうした内容が看護師を募集している病院は必ず就職情報として出しているはずです。

ここから自分が職場に求めるものを探していきます。

お金優先なら基本給とボーナス

看護師は女性の仕事の中では割とはじめのうちからお金を稼ぐことができる仕事です。

若くて元気なうちはできるだけお金を稼ぐことができる環境で数年働いてお金を貯めるという決断も悪くありません。

そんな場合は基本給とボーナスを重視して探しましょう。

必然的に急性期病院になるので忙しい職場になりそうですがその分看護師としてのスキルも身につく環境だとも言えます。

プライベートを大事にしたいなら休みの割合と長期休暇の有無

そこまでお金はいらないから休みが十分にあってプライベートを大事にしたい人は休みが多い待遇の病院を探しましょう。

休みをしっかり取らせてくれるということは看護師が足りていないと言う状況ではないので給料はもしかすると安くなるかもしれません。

特に長期休暇は病院によって設定がまちまちで夏休みが1週間あるところもあれば3日しかないところもあります。

まずは若いうちに経験を積みたいなら大きな急性期病院を

看護師の仕事は本当にいろいろと種類があり急性期から慢性期、病院から在宅までその幅は他の職業にはないほどです。

だから自分のライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことが出来ます。

だからこそ急性期で色々を経験したいと思っているなら救命センターがあるような3次救急病院をおすすめします。

理由は一番しんどいことは、はじめに経験しておくのがいいと思うからです。

特に集中ケアは1年目から覚えることが多く精神的にもタフな職場である場合が多いです。

しかしはじめからそのような環境で頑張っていれば数年もすればどこでもしっかりと働いていけるような知識と経験を積むことが出来ます。

もし集中ケアに興味があるならできるだけ早い段階で経験できるような病院に就職するのがいいでしょう。

教育体制についてはその病院で働いている人に行くのが1番

教育体制ですが病院の就職情報だけでは十分にわからないと思います。

その場合は知り合いをたどったりしてその病院で働いている人に聞くのが一番です。

入職するとはじめのうちは病院の教育システムに乗って新人教育を受けます。

その病院で働いている人は必ずそのシステムに乗っているはずなので実体験として教育制度が充実しているのかどうかをしっているはずです。

また認定看護師が多い病院は、認定看護師の方々が病院全体の看護師の力をあげようと院内で積極的に活動しているはずなので教育体制は比較的充実していると思います。


人間関係がいいかどうかは働いてみないとわからない

希望する就職先の条件に『人間関係が良くて働きやすい』を上げる人がいますがこれは就職するまでわからないことなので、情報としては参考程度にしておくことを勧めます。

理由は実際に働いていて思うのですが病棟の人間関係は今そこで働いている人たちが作るものであって、病院全体のものではないからです。

同じ病院でも病棟が違えば違う国と思ってもいいくらいに違います。

だから就職情報で人間関係がいいや、その病院で働いている人に聞いた情報でも自分がその環境で働けるかは配属された病棟次第です。

そして人間関係を作っていくのは就職してそこで働くあなたであることを忘れないでください。

強いて言うなら実習でその病院に入って働いている看護師をみて、『いい病院だな』と感じるのであれば病院全体の雰囲気はいいのだと思います。

急性期○慢性期☓という考えは捨てよう

看護学生の多くはまずは急性期病院に就職していろいろな経験をしてから・・・

なんて考えている人も多いでしょう。実際に自分もそうでした。

しかし働いてみて思ったことはそんな事はありません。

それぞれの時期での看護師の役割があり、すごいもすごくないもありません。

重要なのは患者さんと自分がどう向き合うかです。

急性期病院でいろいろな経験を積んだ人でも患者さんに冷たい人はたくさんいます。

患者さんあっての看護師の仕事です。患者さんに求められる看護師に価値があることを忘れてはいけません。

そしてこれからは在宅の時代が来ます。

在宅看護で求められる力は長期的に患者さんとその家族に寄り添って時間を過ごしていく力です。

若くて元気な力が在宅看護に入っていくことは大変価値があることだと思います。

まとめ

看護師は働き方を選ぶことができる非常に魅力ある仕事です。

自分のライフスタイルや価値観に合わせて就職先を選んでいいのです。

みんなが急性期の病院で働くから自分も・・・は一番良くないです。

自分が優先するものは何なのか。

お金、時間、患者さんとの関わり。

働いてみないとわからないことだらけですが転職しやすいのも看護師のいいところです。

まずは今の自分が求めるものを具体化してそれをもとに就職先を探しましょう。

もし合わなかったらすぐに辞めてもいいのです。

大事なのは就職活動を通して自分は看護師として働いていく上で何がしたいのか。

何を求めているのか。どんな看護師になりたいかです。

みなさんが納得行く就職先を見つけられることを願っています。