就職について

内科病棟ってどんなところ?看護学生に伝えたいことまとめ

内科病棟とは病院の中でも患者さんが多く看護師のケアを必要とする患者さんが多く入院するようなびょうとうです。

内科の病棟は肺炎や尿路感染症を代表するような感染症を中心に内科系疾患や血液内科・循環器内科など特殊な診療科があります。

内科病棟は幅広い内科系疾患の患者さんをまとめて看護していく必要があり看護師の力の見せ場です。

また高齢者になれば誰しも必ず内科系の疾患は持っているので看護の対象となる患者さんは非常に多いのが特徴です。

いろいろな疾患の患者さんが来る内科病棟

内科病棟の特徴はとにかく色々な疾患を抱えた患者さんが入院してくるということです。

そして患者さんたちの入院目的は投薬による治療がメインになるため外科病棟の患者さんのように手術が終わって経過が良ければすぐに退院というわけにはいきません。

外科病棟ってどんなところ?看護学生に伝えたいことまとめ外科病棟とは病院の部署の中で最も忙しい病棟の一つです。 外科の病棟には計画手術の患者さんが多く入院しており、手術をうけることを目的...

長期間に及ぶ抗生剤の治療を経て、薬の調整なども行い病状の改善を確認しての退院なので入院期間は長くなることもしばしばです。

内科系の患者さんは非常に多くの薬を飲んでいる場合が多く、投与する抗生剤・内服管理など看護師の仕事は薬に関することが多くなるのも内科病棟の特徴です。

患者さんと時間をかかけて関わりながら療養上の援助をして治療を進めていくのが無いか病棟での看護師の仕事です。

内科病棟で求められる看護師の能力

内科病棟で看護師に求められる能力はまずその幅広い疾患に対しての基礎的な知識です。

ICUや救命救急センターで全身管理をするわけでは無いので疾患に対して深い知識を持ってアセスメントを掘り下げていく必要はありません。

患者さんの疾患と全身状態から今後の治療の見通しを予想し、ADLを下げないように看護でケアをしていく事が重要になります。

特に内科系の疾患を抱えた患者さんは投薬治療をしたからといって綺麗さっぱりその病気が治るというものではありません。

生活習慣で患った内科系疾患は悪くならないようにその患者さんの生活習慣を買えていく必要があります。

これは病院では患者教育というのですがこれが非常に難しいです。

内科系疾患の患者さんの一定数は入退院を繰り返すため何度も関わる機会があります。

内科系疾患を患う生活習慣を治すためには入院中から食事や運動のことなどを看護師から患者さんに向けて伝えていく必要があります。

特に糖尿病の患者さんの患者指導は看護師が根気よく向き合っていう仕事になります。

他人の生活習慣を変える患者教育も内科病棟の看護師の重要な役割です。

高齢者が多く転倒転落に怯えながら働く毎日

他の病棟でも同じことが言えるのですが、特に内科病棟は高齢者の患者さんが多くなり外傷ではないため自分で動ける方も少なくありません。

ここで問題にあってくるのが患者さんの転倒転落です。

病院に入院中に患者さんが点灯して骨折したら本来は内科系疾患の治療を目的に入院したのに骨折の治療も必要となり本末転倒な状態になります。

だから入院中の患者さんの転倒転落は看護師にとって死活問題であり、内科病棟でもその管理はかなり気を使って行っています。

特に夜勤の場合看護師の人数が少ない中たくさんの患者さんをみなくてはいけないので転倒転落に注意して働きます。

夜通しナースコールに振り回される夜は看護師の誰もが経験しているでしょう。

内科病棟で働くメリット・デメリット

メリット

内科病棟では非常に多くの薬を扱うことになります。

患者さんの中には薬だけでお腹いっぱいになりそうなほどの内服薬がある人もいます。

こうした多くの薬を慎重に管理する中で間違いな薬の知識は身についていきます。

またやりがいを感じる瞬間に多く出会えるのも内科病棟で働くメリットです。

血液内科の患者さんは何度も同じ化学療法を行うため入退院を繰り返します。

長期間に及ぶ辛い治療を乗り越えて治療がうまく行った時は患者さんとともにその喜びを共有できます。

長期間患者さんを支えてケアしていけるのが内科病棟のメリットです。

デメリット

管理する薬の量に忙殺されます。自分で内服薬を管理できない人は看護師が内服管理を行うのですが、その量と人数に愕然とする日もあります。

また内科病棟患者さんは自分で動ける方も多く、訴えもあるので時には患者さんの無理な要望をどう聞き入れるのかに頭を悩ませることもあります。

また寝たきりの高齢者も感染症で入院してくるので排泄の介助が多いです。

循環器内科の患者さんは利尿剤を飲んでいる方が多いためトイレ介助が永遠にあります。

介助しても出るおしっこの量はすずめの涙程度なんていつものこと。

私の経験では、トイレの訴えが頻回な患者さんを便座に移乗し排尿を済ませたあと、ズボンを上げている途中で『おしっこ』と言われたことがあります。

その時は流石に頭を抱えました。w

気を長くして付き合う必要がありますね。

また外科的な処置につくことは非常に稀なので医師の介助についたりする医療的なスキルは身につきにくい環境です。

もちろん点滴や採血は非常に多いのでルートの確保の機会は無限とあります。

優しさを身につける事ができるのは内科ならでは

看護師にとって優しさを身につけることは非常に重要です。

その優しさは患者さんとの関わりで身につけていくべきものですが内科病棟は患者さんとの関わりが長期に及ぶこともありその関わりを通して看護師としての優しさを育てるkとが出来ます。

自分が出会った内科系の看護師の人は優しくて根気強い人が多いです。

患者さんに視線を合わせてをよく聞く。つらい思いをしている患者さんに自然に触れる。

こうした優しさは内科の看護師の多くは身につけているスキルだと感じます。

まとめ

内科病棟は看護師の優しさを育てるには素晴らしい環境だと思います。

私自身血液内科で働いていた時に長期に及ぶ治療を経て寛解を迎えた患者さんと涙を流してその喜びを共有した経験があり、看護師として非常にありがたい時間を過ごすことが出来ました。

患者さんにしっかりと関わるような看護がしたいと考えている看護学生の方は内科病棟も希望部署の候補にしてみてはいかがでしょうか?

救命救急センターってどんなところ?看護学生に伝えたい事まとめ救命救急センターとは病院の中で最重症患者さんを管理する病棟です。 ドラマのコード・ブルーでよく見るような場所は初療室やERと呼ばれ...