看護師国家試験のおすすめ過去問題集はクエスチョンバンクです。
理由は本の作り方が効率的に勉強できるように作られているからです。
看護師国家試験の過去問題集の代表的なものは以下の3つ。
・クエスチョンバンク
・系統別看護師国家試験過去問題集
・学研 看護師国家試験 国試過去問題集
内容はそれほど大きく変わりません。その違いは解説にあります。
国試対策で一番長く付き合うのが過去問題集です。
下の記事では3つの問題集を、同じ問題の写真を載せて比較できるようにしているのでそれを見てぜひ自分に合いそうな、好みの過去問を手に入れてください。

Contents
クエスチョンバンク
最も人気で解説が豊富なのが特徴
クエスチョンバンクの特徴は何より解説が丁寧で1問から多く学ぶことができるようになっていることです。

特に人体の構造と仕組みに関して、わかりにくく、イメージしずらい場合は図で示されていて受験生の理解をさらに助けてくれます。
看護師国家試験の勉強を進めていくうえで効率よく勉強していくためには1問から多くのことを学んで勉強を進めることが重要です。
その必要性を十分に満たしてくれるのがクエッションバンクです。
受験生にいたせりつくせりの仕組み
クエスチョンバンクの副読本としてレビューブックというものがあります。
クエスチョンバンクの解説にはレビューブックで勉強するならこのページを読んでくださいというようにレビューブックと連動させながら勉強できるようになっています。

つまり要点をまとめながら効果的に勉強が進められます。
解説を読んでわかりにくかったり、もう少ししっかりと知識を入れる必要があればレビューブックで学習を深めるといった方法が取れます。
欠点は情報が多くなりすぎること
クエスチョンバンク+レビューブックは勉強の方法としては理想的な方法であり、どちらの本ともに解説の詳しさやわかりやすさは素晴らしいです。
実際にクエスチョンバンクを使って過去問演習をする場合、レビューブックと連動して勉強することがクエスチョンバンクの巻頭に書かれている本の使い方です。
しかし2冊を使いながら勉強をすると情報量が多すぎて勉強が進まないということが起こります。
つまりやらないといけないことが多くなりすぎるということです。
国試の勉強は範囲が広いためある程度のスピードをもって勉強を進めていく必要があります。
単刀直入にいうと過去問+レビューブックの2段構えはちょっとやりすぎかなと思います。
それならクエスチョンバンクの解説からしっかり学んで復習を完璧にするほうがいいです。
すべてを完全に理解して高得点を取る必要はないのでクエスチョンバンクの解説だけで十分合格まで行けます。
そうはいってもクエスチョンバンクを使っていたらレビューブックは欲しくなるはず。
しかし国試突破ナビではレビューブックは不要だと考えています。

必修問題集も合わせたくなる
クエスチョンバンクは必修問題参考書にSelect必修があります。
はクエッションバンク同様、解説が豊富でとてもいい参考書です。
しかしサイズが大きいのが唯一の欠点です。
国試突破ナビでは必修問題参考書は手のひらサイズでどこでも開けるサイズのものをすすめています。
理由はどこでも持ち歩いて空いた時間にすぐに開いて勉強できるようにしたいからです。
これは好みの問題なので大きくてもいいよと思う人はSelect必修で勉強して全く問題ありません。
系統別看護師国家試験過去問題集
シンプルでわかりやすい解説
私が国試受験生の時に使ったのがこの参考書です。
当時これを選んだ理由は解説がシンプルで勉強しやすいと感じたからです。

クエスチョンバンクと比べて解説がシンプルな印象を受けますが必要な情報はしっかりと書かれています。
書かれた情報を確実に自分の知識にするには適している解説です。
セットの付録の本が優れもの

系統別問題集を買うと
・国試でるでたBOOK
・必修問題
の2冊が付いてきます。
国試でるでたBOOKは国試で問われそうな知識が薄い本に濃縮されてまとめられており短時間で効率よく知識をインプットすることができます。
また必修問題もクエスチョンバンクの場合追加で購入する必要がなく必修問題を学ぶことができます。
理想はこの必修問題+必修問題用参考書を1冊仕上げれば申し分ない知識量で本番に臨めるでしょう。
学研 看護師国家試験 国試過去問題集
シンプルで見やすい解説
学研の参考書を開いてまず思うことはほかの2冊と比べて圧倒的に見やすく、使いやすいということです。

左側に問題、右側に解説で分かれており、ごちゃごちゃしていないためすっきりしてる印象を受けます。
ほかの2冊は解説を隠しながら勉強する必要がありますが、学研の参考書ならその必要がありません。
初心者には少し使いにくいか
解説がシンプルゆえにやや情報不足な感じは否めません。
知識量が少なく国試勉強初心者の人にはやや使いにくいと感じるかもしれません。

3つの参考書を比較!自分が気に入るものを選ぼう
結局一番使いやすいのは人によって違うので、自分がよさそうだと感じるものを選びましょう。
同じ問題でそれぞれ3つの参考書の問題と解説の写真を再度のせておきますので比較して自分がこれだと思うものを選んでください。
・クエスチョンバンク
・系統別看護師国家試験過去問題集


・学研 看護師国家試験 国試過去問題集


同じ問題でもこれだけ解説が違います。
一番自分が勉強しやすいと思う参考書を選びましょう。
あなたの気に入ったものが国試勉強のパートナーになります。
それでもどれがいいか決められない人は
国試突破ナビではクエスチョンバンクをすすめます。
理由は上で紹介したように解説が詳しいため1問から多くのことが学べるスタイルになっているからです。
しかしレビューブックとSelect必修はそろえる必要はありません。
これらをそろえて勉強すると勉強に時間がかかりすぎるからです。
クエスチョンバンクの解説だけで十分に力が付きますので心配いりません。

結局そろえるべき参考書はなにか
国試突破ナビで考える定番参考書セットは
・クエスチョンバンク(過去問題集)
・必修問題まんてんGET
・学研 予想問題720
・必修問題完全予想(プチナース)
この4冊です。
まずは上の2冊をそろえて勉強をゴリゴリ進めていきます。
そして年末以降自分の余力と勉強の進行状況に合わせて予想問題を追加していきましょう。
予想問題720は3回セットの模試形式なので勉強の区切りがついた時期の実力確認に使ってもいいと思います。
まとめ
過去問題集の代表的な3冊を紹介しました。
自分がこれだと思える参考書で徹底的に勉強して、何度国試を受けても合格できる学力をつけてください!
【関連ページ】看護師国家試験の勉強
